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純粋国産はちみつの通販専門店 鷲宮養蜂園

お問い合わせTEL.0480-58-9188

〒340-0202 埼玉県久喜市東大輪1207-1

   

e-mail: info@washimiyayouhouen.com

当園のはちみつとミツバチたち


   

当園のはちみつについて



 1)西洋ミツバチが集めたはちみつです

 2)混ぜ物は一切しておりません

 3)加熱処理などの加工もしません

 4)搾ったままを詰めた純粋はちみつです

 5)蜂場と巣箱は固定で、密蓋がされてから搾るため地蜜(百花蜜)として販売します

 6)自然のままですので、品質の良いものだけをお届けします
   (はちみつが低品質の場合は販売しません)



 家族で全工程を行っているため、1日に1〜2箱しか搾っておりません。また風味を損なわないようすぐに瓶詰めします。そのため瓶に詰められたはちみつは、同じ季節でも巣箱ごとのはちみつとなっております。

 不思議なもので、同じ時期に同じ地域で集められたはちみつも巣箱により風味が異なります。

 1つの巣箱には最盛期で4〜5万匹の働き蜂がいます。この働き蜂の構成が巣箱ごとに異なるようで、蜜を集める蜂が多かったり、花粉を集める蜂が多かったり、採集場所が違ったりと巣箱ごとの要素の違いで味と香りに微妙な差が生まれるようです。

 当園では品質に問題がない限り、異なる日に採取した巣箱のはちみつをすべて混ぜ均一化する事はせず、風味の違いは巣箱の個性としてそのまま販売させていただきます。巣箱単位に区別しての注文はお受けしておりませんが、複数個お買い上げいただきましたお客様で、瓶により風味が異なった場合は巣箱の違いとご理解いただきますようお願い申し上げます。

 もちろん当園で吟味し、低品質だったり納得のいかない巣箱のはちみつは販売いたしません。 
 風味の違いも、自然のままの天然はちみつの味として楽しんでいただければ幸いです。

 
 






 

当園のミツバチたちの仕事場




 西洋ミツバチの行動範囲は、巣箱から半径2〜3kmといわれます。
 当園の10数群のミツバチは、このような範囲で採集していると思われます。








はちみつ作りは1年を通して絶え間なく行われます

  おいしいはちみつをいただくためには、ミツバチに愛情を注ぎ大切に育てなければなりません。

 うまく飼育してはじめて、嬉しいご褒美(はちみつ)をプレゼントしてくれます。

 天然のはちみつがどのように出来るか、あまり知らない方も多いのではないでしょうか?

 当園での蜂の1年を簡単に紹介させていただきます。







はちみつが出来るまで

 ひとつの巣箱は、たった1匹の女王蜂と数万の働き蜂(すべて雌)、そして100〜2000匹の雄蜂により形成されるコロニーです。





12月〜2月上旬

 ミツバチの越冬期です。
 夏季には最盛期だったミツバチも、数が減り巣枠5〜6枚分に減ります。残ったハチの群れだけでじっと春を待ちます。晴れた暖かい日に限り、働き蜂は外に出て密集めをしたりします。
 人間のしてあげる事は、冬囲いを施し巣門を狭くし保温してあげることです。
 それでも春の訪れまでミツバチの群れはかなり減ってしまいます。





2月下旬〜3月

 2月下旬、ミツバチの活動が始まります。
 巣枠で3〜4枚に減ってしまったコロニーも、女王が産卵を始め増える時期に入ります。
 春の訪れとともに、当園の周囲では多くの菜の花が咲き始め、働き蜂はしきりに花粉と蜜を集め子育ての季節が到来します。






4月

 1枚の巣脾枠で2000匹のハチが居るといわれます。
 我々はこれを巣箱いっぱい(8〜9枚)までに育つ手助けをしてあげます。

 巣箱いっぱいになった蜂群を満群といいますが、4月中ごろまでにこの状態に育て上げます。
 満群になったら巣箱の上にもう1段巣箱(継箱)を載せてあげます。通常この上の段に働き蜂が貯めたはちみつを採取します。




5月

 継箱内の巣脾枠には、上部のほうから働き蜂がはちみつを蓄え始めます。キラキラ光ってとても綺麗です。

 働き蜂は、花からとってきた蜜(ショ糖)を体内でブドウ糖と果糖に分解し、様々な成分を混ぜ水分を飛ばしはちみつとして蓄えます。

 はちみつの質と量は、ハチの頑張りも大事ですがやはりその年の気候に左右されます。お花が咲いていなければはちみつは貯まりません。こればかりは人間の及ばないところです。



6月初め
満群の状態の継箱には、1ヶ月半程ではちみつがたくさん貯まります。


 働き蜂が濃縮し完成したはちみつは、ミツロウで蓋(蜜蓋)がされます。
この蜜蓋がされたはちみつは、地球上で唯一の腐敗しない食品だそうです。
ミツバチのちからってすごいですね。

 当園ではこの蓋がされたはちみつを搾ります。

 じっくりと待ってから搾るため、いろんな花の蜜がブレンドされた百花蜜となります。


  ■この時期の蜂蜜を「春のはちみつ」として販売します。










 6月〜8月中旬

 搾った後のミツバチ達に、秋までにもうひと仕事お願いします。

 季節は梅雨から夏へ、そして真夏日から猛暑、ハチの活動も鈍ります。
 真夏は女王蜂の産卵も減り、巣箱全体の勢いも減ってきます。

 この時期は暑さ対策として、巣箱には日陰を作ってあげます。

 4月5月に比べ蜜の貯まるペースは遅く、じっくりと蓄えられてゆきます。
 鷲宮では今のところ、春とは全く異なる風味の蜂蜜になります。



 8月下旬〜9月初め

 この時期に2回目の採蜜を行います。
 暑さのなか継箱いっぱいに貯められた蓋つき完成はちみつを、ミツバチに感謝しながら搾ります。

 もちろん調子が悪く、良質なはちみつが貯まらなかった群は搾れません。

    
    ■この時期の蜂蜜を「秋のはちみつ」として販売します。
 





 9月〜10月

 採蜜のあとの重要な期間です。

 ハチ達に越冬の準備をさせてあげます。
 人間が搾ってしまったはちみつですが、ミツバチにも越冬のための蜂蜜が必要です。
 秋の花々だけでは不十分なことも多く、砂糖水なども与えます。
 当園の周囲では、蜜源植物として蕎麦やセイタカアワダチソウが多いようです。
 川岸に植えられたたくさんのコスモスも花粉源として役立っております。
 週に一度は巣の中を確認し、調整していきます。



 またこの時期の脅威はスズメバチ。

 対処しないとミツバチの巣が全滅することもあります。

 スズメバチの来襲は養蜂家にとって大きな悩みの種となります。もちろん人間が刺されても危険です。

 ミツバチの巣があるところには、スズメバチが必ずよって来ます。秋のミツバチの巣には近付かないことも大切です。
 

 


 11月

 気温も下がり、越冬前の本格的な準備を開始します。
 巣箱内部の保温のため風除けの覆いをかけ、巣門を狭くします。
 最後の巣の確認もこの時期行い、蜂の数に応じて巣枠の数の調整をします。
 ミツバチは密集して体温を使い冬の寒さに耐えるので、密集しやすいように巣箱の内部空間を人間が調整してあげます。
 十分な貯蜜の確認をしたら、越冬用の最後の給餌(砂糖水)をして来春までそっと見守ります。

 うまく越冬してくれれば春には元気な群となり、私たちに美味しいはちみつを提供してくれます。



 このように1年中、ミツバチに愛情を注いで採蜜したものが当園のはちみつです。
 皆様にやさしい自然の味をお届けできるよう、無理はせずまたミツバチにも無理はさせず、楽しみながら養蜂を営んでおります。











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当園では、食の安全性を重視しはちみつに対して放射性物質検査を行っております。
平成23年の6月と9月に採集した当園のはちみつの検査結果は、ヨウ素131、セシウム137、セシウム134のすべてにおいて「検出せず」(検出下限4Bq/kg)でした。

今後も実施していきます。
放射性物質が少しでも検出された場合、はちみつは販売いたしません。







日本蜜蜂への取り組み

 
 日本固有種の日本蜜蜂の捕獲と飼育を行ってます。
 ミツバチが飛び交う、花と緑のある地域作りに貢献できればと考えております。
 日本蜜蜂の採集するはちみつは、幻のはちみつとも言われ大変貴重なものですが、当園ではまだ採蜜に至っておりません。将来採蜜を行う事が出来、さらに品質がよければ販売出来る日が来るかもしれません。


 (重箱飼育の日本蜜蜂)





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